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方南町駅改良工事

いつもの駅をより使いやすく。
技術で人々の願いに応える

多くの人々が利用するにも関わらず、地下構造上の問題から、利便性に難があった東京メトロ丸ノ内線方南町駅。当社の知見と人材を結集し、課題解決に貢献しました。

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小林 武秀工事部工事長

密な会話と円滑な引き継ぎが大規模工事のキーポイント

東京都杉並区にある東京メトロ丸ノ内線方南町駅の改良に伴う土木工事の施工管理を行いました。方南町駅は丸ノ内線の中野坂上駅から伸びる分岐線の終着駅であり、もともと3両編成の電車しか発着できなかったのですが、池袋~荻窪間の本線を走る6両編成の電車が発着できるようにし、そして出入口を増設して利便性を向上させるための改良工事でした。私たちは駅と新しい駅ビルをつなぐ地下連絡通路の工事を担当。2013年の着手から2018年までの竣工まで、延べ約9,500人がかかわる大規模な工事でした。

この工事は昼夜連続で進められたため、昼勤部隊と夜勤部隊の引き継ぎや調整にはかなり気を使いました。私は主に昼勤に入り、夜勤は若手社員に任せていましたが、密に打ち合わせをしないとトラブルや作業ロスが生じてしまう。そうならないように引き継ぎ連絡帳を作って、些細なことでも書き留めておくようにして、それを使って引き継ぎの打ち合わせをするようにしました。そのおかげもあって円滑に作業を進められたと思います。世間話や冗談でもいいので、現場の皆さんとは会話を密にすることを心がけました。

実はこの方南町駅改良工事が、大林組との最初の仕事でした。長期間・大規模ながら、それを工期内に無事故で終えられたことで、次の現場をいただけるようになったので、達成感と安心感がありましたね。