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綱島駅ホームドア設置工事

駅設備の安全性を高め、
街の発展に貢献

目覚ましい発展を遂げる東急東横線綱島駅。利用者が加速度的に伸びる当駅において、設備の改修は火急の案件。ハードルの高い工事を任せていただきました。

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鈴木 俊也工事部所長

短工期のホームドア設置工事を45人の“人海戦術”で乗り切った

横浜市港北区の東急東横線綱島駅の高架橋耐震工事やホームドア設置工事などの施工管理を担当しました。綱島駅は高架橋上にホームがある駅ですが、この高架橋の耐震補強工事がもともと行われていて、前任者が担当していたその1区画の工事を引き継ぐ形で2017年くらいから携わりました。そこから駅ビルなどの解体、高架橋の補修・耐震化、そして駅のホームドア設置まで、実に3年ほどかかりました。特に最初にかかわった解体工事は、元請け会社と解体を担う協力会社の間に入って工事を進めたのですが、線路が通る高架橋の脇にある営業中のビルだったためさまざまな制約があり、調整が非常に難航。結局解体が終わるまでに1年近くかかりました。

その後はスムーズに進みましたが、ホームドア設置工事はかなりの短工期だったうえ、ホームの一部では工材の腐食が見られたので、補強も必要でした。1日で作業できるのも電車が走らない未明の3時間ほどのみだったので、作業員45人ほどを一度に集めて、補強からホームドア設置までを3~4カ月でやりきりました。これだけの人数を集めての現場管理は大変でしたが、とてもやりがいのある仕事でした。

綱島駅の工事はこれまでで一番の修羅場だったと思いますが、それでもホームドアを工期内で竣工できたことを元請けの方が評価してくださり「次もまた一緒に工事を」と言ってくれているそうなので、それはうれしいですね。